メニュー

大腸の病気(炎症性腸疾患・大腸がん・大腸ポリープ・憩室炎・憩室出血など)

大腸大腸(盲腸、結腸、直腸)の病気には、炎症性腸疾患、大腸がん、憩室炎、憩室出血などがあります。最近では過敏性腸症候群も注目されています。

炎症性腸疾患

小腸や大腸に炎症を生じる病気で、潰瘍性大腸炎やクローン病などがあります。原因不明の難病ですが遺伝的素因のある方が食事やストレスなどをトリガーとして腸内細菌に対する異常な免疫反応をおこしてしまう病気と考えられています。

自覚症状としては血便や下痢が多く、重症化すると発熱や体重減少、腹痛を伴うことがあります。

当院院長は炎症性腸疾患に精通した専門医ですのでお気軽にご相談ください。

大腸がん・大腸ポリープ

大腸がんは日本で右肩上がりに増えている癌で、現在女性の癌の死因の1位、男性の癌の死因の3位になってしまっています。

早期の場合は自覚症状がない場合が多く、健康診断の便潜血検査の異常で発見されるケースが多くあります。早期の発見であれば、内視鏡治療で取り除くことが出来ますが、進行すると手術や抗がん剤治療が必要になってしまいます。

大腸がんの多くは大腸ポリープから発生するということが分かっています。癌になる可能性のあるポリープを切除することで大腸がんで亡くなる可能性を大きく減らすことができることが研究で分かっています。

健診異常や血便、お腹の張りや便秘などの症状がある方は是非とも大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。是非当院にご相談ください。

憩室炎・憩室出血

憩室とは腸の外側に小さな部屋が飛び出してしまうことをいいます。この部屋に炎症を起こすことを憩室炎と呼び、腹痛や発熱の症状をきたします。抗菌薬での治療が必要ですが、治療が遅れると憩室に穴が空き手術が必要になることもあります。また憩室から出血することを憩室出血と呼び、腹痛を伴わない大量の血便の症状をきたしてしまいます。7割は自然に血が止まると言われていますが、3割は内視鏡での止血が必要になります。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、大腸に炎症や腫瘍などの異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘や腹痛や下腹部の張りの症状が起こる病気です。腸の動きが不器用だったり、腸が敏感なことからおこると考えられており、ストレスやアルコールの摂取過多、生活の乱れによっておこるといわれています。

治療については、原因の改善が可能であれば試みることになりますが、難しいようであれば投薬で症状を緩和してあげることも可能ですので当院にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME